隣の女

とある一家、仲の良い若夫婦・ベルナールとアルレット、そして息子のトマの住む家の隣の空き家に隣人が引っ越してくる。
偶然にも、夫ベルナールと隣人の妻マチルドは、昔の恋人同士だった。
隣人同士というしがらみから、距離を置こうとしてもおけない二人。
案の定、二人は燃え上がり…

さて、この映画はダブル不倫のメロドラマと舐めてかかったらいけない面白さです。
冒頭から最後までずっと息苦しかったのは、音楽のせいか、映像のせいか、ストーリーのせいかな。
再燃する二人の関係は昔と変わらず、お互い愛し合いながらも、ベルナールは激情のままに行動し、マチルドは彼を愛する資格がないと苦しむ。
お互いを苦しく追い詰める合う愛しかない二人。
マチルドが距離を置こうとすると、激しく追い詰めるベルナール。
だけど、マチルドがそれに応えると、急に臆病になって引くベルナール。
どう転んでも精神的に追い詰められ病んでいくマチルド。
必要最低限用意された箱の中で、二人の狂おしい愛と葛藤をこれでもかと詰め込んでいます。
そしてこの映画は衝撃のエンディングを迎えるのだけど、それが私にはすごくいい着地で見終えて爽快感すら感じてしまいました。

「あなたと一緒では苦しすぎる。でも、あなた無しでは生きられない」
最後に登場する印象的な言葉。
ここまで自分や他人を傷つけてまでも求め合ってしまうエゴこそ、純粋な愛、なのかなと思わせられたのは、トリュフォーの思惑にはまってしまったってことなのか…

多分、今まで私の観たジェラール・ドパルデューの出演作で一番古い、若い頃の彼を観ることが出来て、しかも駄目旦那キャラでホクホクさせていただきました。

隣の女
(フランス/1981)
監督:フランソワ・トリュフォー

フレンチクルーラー

1.シュー生地作る
2.カットしたクッキングシートにリング状に絞り出す
3.低温でじっくり両面揚げる
4.粗熱が取れたら、アイシングを作って表側をさっとくぐらせて乾燥させる

ミスド風フレンチクルーラーを作りたかったのです。
でもミスドのとは違うものが出来ました。
ちゃんとフレンチクルーラーなんですけどね。

生地自体は普通のシュー生地でちゃんと膨らんだし問題なし。
やはりミスド風にならなかった原因は大きさ。
家にある絞り出しの口金だと細すぎるみたいで膨らんでもチュロスサイズ。
お陰で、細いフレンチクルーラーに片面アイシングは甘すぎる。
あの大きさ・形は大事なのです。

もし次作るとしたら、面積と高さの比率をミスドのと同じにするために、
2段に絞り出すか、リングをもっと小さくするか。
あとは、アイシングを片面浸すんじゃなくて、絞り出しで軽くつける程度でしょう。

ドーナツは昔から時々作ってたけど、フレンチクルーラーは初でした。
思ったより作業は簡単で面白かったですよ。

しあわせの雨傘


フランソワ・オゾン監督の作品が観たいな〜と物色していたら、ジェラール・ドパルデューが出演!?と目に留まって観ることに。
趣味はポエムに台所仕事と優雅で退屈な毎日を送るブルジョワ主婦スザンヌ。
心臓発作で倒れた夫の代わりに雨傘の会社を任されたことで自立に目覚め新しい人生に踏み出す。
女性の自立をと共にブルジョアと労働者の格差などをメインテーマにしているけれど、随所に織り込まれた笑いと濃いキャストにばかり目がいってしまう。

主人公スザンヌはみての通りジャージ姿の彼女、カトリーヌ・ドヌーヴ。
スザンヌを家に閉じ込め浮気に励み、傲慢なワンマン社長の夫は、ファブリス・ルキーニ。
そして、夫とはスザンヌへの恋のライバルであり、また労働者と資本者階級という敵同志でもある市長ババンが、ジェラール・ドパルデュー。
何この濃いキャスト。
カトリーヌ・ドヌーヴの演じるスザンヌは、キュートで天真爛漫で魅力的。
でも「良き妻・良き母」以外の部分が顔を出したところからが、彼女の本領発揮かな。
ババンに助けを求めて会いにいくシーンの彼女の姿は若かりし頃と変わらず艶やか。
そして男性陣との掛け合う様子も堂に入ってるし。
すごく素敵でした。
ジェラール・ドバルデューは、昔から好きな俳優。
個性派俳優であくの強い外見だけど、感情表現の繊細さといったら。
そんな彼が演じたロマンチストなババンと今回対の存在だったファブリス・ルキーニ。
亭主関白でワンマン社長で浮気もので嫌な奴を見事演じ、最後でまさかのキュートな駄目旦那っぷりを見せてくれました。
そこでキュンキュンきてしまい…
もちろん、ベテラン勢に負けじと秘書も娘も息子も皆光ってました。

映像も美しくて、特にスザンヌの家が素敵!
女性心をくすぐる作品、、、といいたいところだけど、「若く格好いい男」は出てないので好みは別れるところかなと思います。
私にとっては美味しい作品でした。
ごちそうさまでした。

しあわせの雨傘
(フランス/2010)
監督:フランソワ・オゾン

チキンと野菜のカレー

今日はカレーの日!!
鶏胸肉、タマネギ、ししとう、椎茸、ジャガイモ。
スパイスたんまりでちょっと和風。
スープカレーっぽい味。
ただ、隠し味で入れた林檎ジャムが、果肉ごろごろ系。
つぶして入れたらよかったのにそのまま入れちゃったものだから、煮崩れず残った果肉が…
そこだけ残念。

黒豆入り抹茶クッキー

お正月の残りも残すところ黒豆だけ。
案の定作りすぎた詰め残りをさっさと冷凍しておいたのだけど、それをチャンスがあれば消化していかねばなりません。

ということで、定番の黒豆入りスイーツを作ることに。

黒豆いり抹茶クッキー。
砂糖控えめなんだから抹茶だけにしとけばいいのに、つい緑茶粉まで入れたのでかなりビター。
それならと、いつぞやの冷凍していたアイシングの残り物をかけてみました。
そうすると、苦みが和らぎ、でも甘すぎず丁度いいかんじに。
そうそう、もったいないとキューブ状に氷らせた煮汁も1片溶かして入れたら、外はさっくり中しっとりのなんとなくカントリーマームな食感に…
煮汁いらんかった…

黒豆が甘さよりも塩気が効いていたので全体的にはいいバランスだったんじゃないかな。

さあ、黒豆はまだまだあります。
次ぎはどうしようかしらん…